【金・プラチナの買取価格】お店によって全然違う理由と高く売るコツ

「金・プラチナの相場があるのだから、どこに売っても一緒じゃないの？」

と思っているあなた、売ってから後悔するかもしれません…。

実は金・プラチナの買取価格はお店によって大きく変わるので、業者選びがとても重要です。

そこで今回は、金・プラチナの買取価格がお店によって全然違う理由と高く売るコツを紹介します。

買取価格がお店によって違う理由

金・プラチナの買取価格がお店によって違う主な理由は「手数料」です。

具体的には、「買取手数料」「査定手数料」「目減り料」という名前がよく使われます。

金は加工したり抽出したりする場合、相場の値段で買い取ると業者が赤字になってしまいます。

そのため、業者は手数料を差し引いて金額を提示するのが一般的なのです。

手数料はお店ごとに違い、「◯gまでなら5,000円」「金額の2割」などさまざま。

自社で金の精製やジュエリー製作を行っているお店は、経費がかさばるフランチャイズよりも手数料が比較的安く設定される傾向にあります。

つまり手数料が安い＝買取価格が高くなるのです。

ただし、「手数料無料」をうたっていてもグラム単価を相場よりも低く設定している業者も存在します。

もともとの買取金額が低ければ、実際にはそれほどお得ではないのです。

買取価格はお店によって大きく変わるので、注意が必要です。

買取価格を少しでも高くするためのコツ

「買取価格は手数料によって変動するんだ。じゃあ、どうすれば高く売れるの？」と気になりますよね。

ここでは金・プラチナの買取価格を少しでも高くし、満足するためのコツを紹介します。

コツ1.複数の業者で見積もりを取る

金・プラチナを売りたいなら、3社に見積もりを依頼しましょう。

買取金額は先述した手数料が関わってくるので、1社だけで決めるのは危険です。

目利き力がない業者に当たると、実際の純度よりも低く見積もられ、金額が大幅に下がる可能性があるのです。

どうしても時間がないときでも、いくつかの業者で買取実績を調べましょう。

買取実績をたくさん公開しているお店なら金額に自信を持っている証拠です。

買取価格を比較すれば、安く買い叩くお店を避けられるでしょう。

複数の業者から見積もりを取ることで、より高く買い取ってくれるところを見つけられます。

コツ2.目の前で測り、買取金額を提示するお店を選ぶ

金・プラチナの査定方法が安心かどうかもチェックしておきたいポイントです。

貴金属はたった0.1g重量が違うだけでも価格が変わります。

グラム数を正確に測って買取金額を提示してくれるなら、安心できますよね。

しかし、バックヤード（裏）に持っていって、長い時間待たされる場合は要注意！

商品によってはバックヤードで確認する必要もありますが、本部に写真を送って結果を待っている…というケースが考えられます。

どんなに性能の良いカメラでも、モニター越しではコンディションを確認するのは極めて難しいです。

そういった場合は低い買取価格を提示してくるので、避けたほうが無難です。

買取価格に納得するために、目の前で測ってくれて、1gあたりの値段を教えてくれるお店を選びましょう。

コツ3.購入時の付属品を持っていく

金・プラチナ購入したときの付属品が残っていれば、一緒に持っていきましょう。

付属品によってはブランドネームでジュエリーとしての価値が高まり、価格が大幅に上がることがあります。

付属品の例

• 商品が入っていた箱
• 保証書
• 鑑定書
• 購入時の袋

この記事を読んでいる方の中には「付属品はもう捨ててしまった」という人もいるでしょう。

安心してください。

付属品がなくても基本的に買取は可能です。

少しでも買取価格をアップしたいなら、落とせる汚れは先に落としておくのがベター。

貴金属に関してはグラムで価格を計算するため、キズや状態で値段が変わることはほぼありません。

ですが、キレイなものには査定金額におまけを付けてくれるかもしれません。

メガネクロスやガーゼなどの柔らかい布で軽く拭いてあげるだけでもOKです。

箱など付属品を一緒に持ち込み、汚れを落としておくと、買取価格に良い影響を与えるでしょう。

まとめ

今回は、金・プラチナの買取価格がお店によって全然違う理由と高く売るコツを紹介しました。

買取価格は相場だけで決まるのではなく、「手数料」が差し引かれた金額です。

手数料が安く設定されていれば買取金額は高くなります。

ですが、「手数料無料」とうたっていてもグラム単価を安くしている業者もあるので、注意が必要です。

そこで、できるかぎり高く売るコツを押さえておきましょう。

買取価格を少しでも高くするコツ

• コツ1.複数の業者で見積もりを取る
• コツ2.目の前で測り、買取金額を提示するお店を選ぶ
• コツ3.購入時の付属品を持っていく